2010年8月22日 (日)

ビールって自由なものなんだよね(笑)

そもそも、ビールなんてのは、他の(まともな:笑)酒がすべからくそうであるように、「地酒」の一つであって、作り手が自由に自分の味やネーミングを追及できるもののはずなんだよね。

サッポロかキリンかアサヒかサントリーか、なんてことよりも、もっと言えば、ビールか発泡酒かなんて、つまらない恣意的なレギュレーションよりも、もっと選ぶべき基準は他にある、と思いたいものだよね。濃厚なベルギービールだって、コリアンダーが入っているから発泡酒カテゴリだったりするし、第三のビールのリキュール類とか、なかなか笑えます。

そういう意味では、地ビールなんてのはわざわざ「地」を付けなくてもいいと思うけれど、ま、マスプロダクションのものと区別したいってのは確かにある。地ビールといっても、お店で常備してくれてたりするので、ありがたいよね。沼津のベアード・ビールってホントに美味いと思うし(一番気に入っているのは「駿河ベイ・インペリアル」)、この間、千歳空港で飲んだ千歳の地ビール「ピリカワッカ」も相当に美味いビールだった。

いずれにしても、ヴァイツェン、エール、IPA(インディア・ペール・エール)、ピルスナーなど、基本的なカテゴリの中で自由に作っているのがいい感じだよね。

最近見た中で笑ったのは、「トリケラトプス・ダブルIPA」。WIRED VISIONの翻訳記事で、「科学オタクにお勧めのビール7選」なんてのがあってその中で筆頭に出ていた。「全大陸から材料を集めたパンゲア・エール」なんてのも相当可笑しいね。「火星のビール」なんてのもある。というように、ビールとは本来、かなり自由なものなのであるな(笑)。

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2010年8月18日 (水)

ウイスキー・ウェーブ

ウイスキー・ウェーブ」というイベントがホテルのバーでひっそりと開催中。

「スコットランド ブリュードッグ社の樽生ビール パンクIPA」ってビールは、かなり美味い。
びしっとした苦味とともにフルーティさもあって、バランス良く味が濃い。
沼津のベアード・ビールにも通じるものがあるけれど、もっとクリアな感じ。
1杯600円は素晴らしくお値打ちだなぁ、、、。
IPA=India Pale Ale ですね。

グレンモーレンジの20年もなかなかでありました(かつてのオフィシャルボトルの18年は最高だったけれど)。

汐留のビルの25階で早めの時間にサクッとテイスティング、という感じでなかなか面白いイベントです。
酒のインポーターならでは、とも言えるし、ホテルのバーも早い時間はなかなか商売が大変だ、とも言えるイベントだけれど、申し込み不要で21時までに行けばチャージ不要で珍しい酒が安く飲める、ってのは大変にありがたい。

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2010年8月 4日 (水)

札幌ドイツ村

久しぶりに札幌に行ったのだが、ちょうど大通公園でビヤガーデンを開催中で、爽やかで湿気の少ない中、気持ちよくビールが飲めて最高でしたね。札幌の人はえらく暑がっていたが、オレも離れて25年も経ったので暑さにはかなり鍛わったみたいだ(笑)。

西5丁目くらいから、サントリー、アサヒ、キリン、サッポロとメジャー系のビール会社が1丁ずつ占有してビアガーデンなのだが、外れも外れ、西11丁目の石山通りを渡ったところにあったのが「札幌ドイツ村」。ザート商会が輸入しているシュパーテンとかフランツィスカーナーとかフレンスブルガーとか、東京でやるオクトーバーフェストなんかより安く出していて嬉しい発見であった。

サッポロクラシックも悪くないんだけど、ちょっと軽くなっちゃったし、地ビールでもないかな、と歩いてみて正解でありました。

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そういや、ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー、ビールの本場、などと北緯43度近辺のビール醸造の盛んなところで姉妹都市とか言ってましたが、その流れなんですね。

でもね、西11丁目といえば、中心部から相当離れたところなんだけれど、これ、一番テレビ塔に近いところでやりゃいいのにね、と思うのはオレだけか?(笑)
ま、プリンスホテルとかロイトンとかからは近いんだけどね。

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2010年6月 8日 (火)

ラム・フェスタ 2010

東京ビッグサイトで「ラム・フェスタ 2010」。
マルティニーク島のラムを中心に、飲んだ飲んだ(笑)。
ラムってのは、あまり詳しくないのだけれど、「アグリコール製法」による「フレンチ・クレオール・ラム」ってのは、まさにカリブ方面の地酒というに相応しいもの。比べてみると銘柄によってずいぶん違う。

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入場券には、10枚綴りのチケットがついていて、それを試飲したい酒の指定枚数で、というシステム。
なるべくいろいろ試したかったので、1枚で済むスタンダードな酒をまず試す。ショットグラスが20ccくらいなんで、とりあえず10杯。度数は40度から59度。

「タタンカ」というペイントボトルを記念に1本買うとさらにチケットが5枚ついてくるので、これで今度は、2枚モノと3枚モノを1杯ずつ。さらに、セミナー会場での試飲を2杯。
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こんな感じで開場の11時から12時半くらいまでで一通り。さすがにキツい酒だけあって、けっこうな酔いでありました。

帰りのバス(ビッグサイトからYCATに直通バス800円)は、乗った瞬間寝てしまって発車すら覚えておらず、気づいたら横浜。一瞬で移動したような感じ(笑)。
なお、今年は、みなとみらいの「日本酒蔵元サミット」と同じ日だったので、こっちを選択。日本酒もいいけれど、最近は洗練が進みすぎた印象もある。ラムはガツンとしていて面白かった(笑)。

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2010年4月20日 (火)

ニッカ ピュアモルトの白

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ニッカのピュアモルトには、黒(余市モルト)、赤(宮城峡モルト)、白(アイラモルト)とあるんだけれど、白のアイラモルトってのは、何となくアイラと日本のモルトの中間のような味で悪くない。
たまたま飲んでいたブレンデッドがホワイトホースのファインオールドで、これもアイラモルトがけっこう感じられるブレンド。期せずして、アイラっぽいものが揃ってしまった。
ま、何も考えずに、適当に買ってくると、どうしてもアイラっぽい選択になってしまいがちなんだな(笑)。
ま、でも、ポートエレンは滅多に手に入らないし、ラガヴーリンやアードベッグも1本買って家で飲むにはいいお値段だ。
その点、このピュアモルトの白とかホワイトホースなんてのは、なかなか巧みなポジションのウイスキーだと思いますね。

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2010年3月24日 (水)

白州蒸留所でテイスティング

サントリーの白州蒸留所でテイスティングをする機会がありました。
山崎モルトの原酒を3種類とそれらを合わせたシングルモルト12年、白州も同じく原酒3種類とシングルモルト12年、という合計8種類のモルトウイスキー。

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テイスティングの狙いとしては、
・山崎と白州の全体的な方向性の違いを知る
・樽によって異なる個性を知る
・シングルモルト12年として商品化されているもののバランスの良さを知る
といったところですね。

個人的に最も印象深かったのは、日本特有のミズナラの樽で寝かせたウイスキー(手前の右から2番目)。以前にもちょっとだけ飲んだことがあったのですが、そのときは「穏やかで湿潤な日本の森を感じさせる」などと思ったものだけれど、今回はちょっと違って「けっこう、苦味というか渋みというか、独特のクセがあるなぁ、、、。山崎の12年ってけっこうそれが残ってるもんだね」というものでした。飲み比べた酒の違いにも寄るのかとは思いますが、穏やかな印象だったのがかなり変わりました。

あとは、やはり「ホワイトオークってのは偉大な樽材だな」ということ。もちろん、バッティングされたウイスキーのバランスにはかなわないのだけれど、ホワイトオーク・パンチョン樽は、「原酒」の中では最もバランスがとれたもので、そのまま飲んでも引っかかるところがないものでした。山崎12年にとってはブレンデッドで言うところのグレーンウイスキーのような存在。それに、シェリーカスクが柱になってミズナラがアクセント。

山崎と白州という観点では、普通の言い方をすると、「複雑で力強い山崎、繊細で軽快な白州」ってことになるんだけれど、これ、そう簡単ではないように思いましたね。比較すればそれは事実ではあるのだけれど、最近の山崎、特に18年はとても軽やかで透明感があるモルトだと思います(これも以前とは印象が変わった点)。

とはいえ、白州の細やかな味わいは、ちょっと他にはないものですね。構成している味の粒が小さくて詰まっているような感じがします。山崎は綿のシャツ、白州は絹のシャツ、といった感じも。どっちか選ぶのはなかなか難しいですね。ま、山崎にせよ、白州にせよ、1本7350円といいお値段なので、普段飲みでガブガブ飲むようなことは、なかなかできないわけですが、、、。

それにしても、日本人というのは、外国のものをホントに上手く消化して、素晴らしいオリジナルを作りますよねぇ、、、。クルマしかり、カメラやレンズしかり、各国の料理しかり、、、。良いんだか悪いんだか、という面もなくはないですが(笑)。

こっちのブログにも書いたのでぜひ。

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2010年2月22日 (月)

25年モノは続く

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前のエントリで書いたように、お世話になっている東横線・日吉のバー「画亭瑠屋」さんが開店25周年ということで、25年もののモルトウイスキーを2500円で、という大バーゲンな嬉しい企画を実施中なのです。
ハイランドパーク、ポートエレンに続いては、
1)グレンリベット
2)ダルユーイン(スペルはDailuaine)
の2本。

グレンリベットは、普通の12年とはまるで別もの。シェリー樽フィニッシュですっきりとクリアなモルト。
ダルユーイン(こういう単純な発音ではないと思われるが)は、初めて飲んだモルトなんだけれど、樽に頼った感じがなくて、質実剛健なモルトという印象。
スプリングバンクなんかにちょっと通じる塩気と麦を感じさせるものでした。

いや、いい経験ですね。


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2010年2月 7日 (日)

四半世紀

お世話になっているバーが、今月、開店25周年である。
25周年記念として、25年もののウイスキーをどれも2500円(!)で何種類か出してくれている。
とりあえず、
・ハイランドパーク25年
・ポートエレン25年
を飲んだけれど、こんな良いウイスキーを連日飲んでいるのは、かなり贅沢だ。

ハイランドパークは、まろやかで素晴らしいバランス。
ポートエレンは、相当好きなウイスキーなんだけれど、麦の味が濃くてこれもさすがに25年、というもの。
どっちもそうなんだけれど、上手く熟成したウイスキーってのは、クリアな軽さが出てくるね。

僕も、東京で働くようになってから25年以上経過したんだけれど、四半世紀、あっという間でもあり、けっこう長かったり。ウイスキーが熟成するくらいの変化があったのかどうかなかなかに疑問だな(笑)。
ま、熟成しても、元々のキャラクターは消えないし、出来不出来もあるわけで、、、。

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2010年1月 7日 (木)

山崎12年

去年、かなり驚いたのがサントリーのシングルモルト「山崎12年」。

山崎って(12年ではないものの)居酒屋にもあるような酒で、なんだかにごった感じのべたっとした味だな、なんて感じだったのだけれど、この12年を飲んでまったく考えを改めました。
厚みがあるのに透明感があって、かなりいい酒です。
サイトを見ると、ミズナラ樽の原酒なども入っているらしい。

白州も12年は素晴らしいし(ヘヴィリーピーテッドってのが一番好きですが)、両方をブレンドしたHIBIKI12年もかなり良い。

日本のモルトウイスキーの最近の品質はたいしたもんですね。
例えば、一つ前のスプリングバンクなんかは、山崎みたいな洗練度合いや品質感はないわけです。
ま、それがまた良かったりするので難しいわけですが、、、。


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2009年12月17日 (木)

スプリングバンク18年

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スプリングバンクってのは、もっとも潮を感じさせるモルトなどと言われているが、昔ながらの「あか抜けない」味わいが素晴らしいと思う。
「別に誰にでも気に入られようとは思ってないし、、、」という感じが濃厚に出ているモルトだと思う。

キャンベルタウンの蒸留所は、フロアモルティングから蒸留まですべての行程を1カ所で行っているらしく、これは既に珍しいことなんだそうだ。ポートエレンなんかのように、蒸留はしていないけれどモルティングだけはやっている、ということもあるようだ。

スプリングバンクには10年ものもあるし、もうちょっと若いものを別ブランドにしたロングモーンというのもある。これまで飲んだことがあったのは、この2種類とボトラーズだったのんだけれど、今回飲んだ18年はあか抜けない基本的な性格はそのままに熟成されて丸くなった感じで、田舎のオヤジ的ななかなか完成度の高いモルトウイスキーだった。

ちょっと前に書いたサントリーの「HIBIKI 12年」なんかとは対極にあるウイスキーだと思う。

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